首都高速名古屋線回数通行券 |
1.全体の外観 |
真正券○
(表面)
偽造券× |
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1)表面
一般的な目視においては外観的には真正券と偽造券の差異は容易には発見できない。
目視で見る限り大いなる差はないが、偽造券は文字、数字の印刷がやや太く感じられる。 |
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2)裏面
裏面についても一般的な目視においては外観的には真正券と偽造券の差異は容易には発見できない。 |
真正券○
(裏面)
偽造券× |
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2.マイクロ文字(表面その1) |
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やや斜めに印刷された「NAGOYA」の文字について真正券では、いわゆるオフセット印刷機による平版印刷により印刷されている。
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真正券○ |
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さらに拡大  |
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偽造券では文字列「NAGOYA」について「N」字をさらに拡大してみると真正券に比べ文字の輪郭線が明確ではなく、赤、青、黄色などの点の集合で画像を再現しており、その特徴からインクジェットプリンターによって印刷されたことがわかる。 |
偽造券× |
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さらに拡大  |
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3. 文字デザインの同一性 |
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真正券○ 偽造券× |
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本偽造券ではイメージスキャナを用い、真正券を忠実にコピーしているため、偽造券によくある文字デザインの差異は見受けられない。
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4.マイクロ文字の再現 |
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真正券の表面にはマイクロ文字列「NAGOYA EXPRESS WAY」が連続印刷されている。文字色は茶色と青色である。
しかしながら、偽造券ではいずれも文字がつぶれてしまい再現ができない。
有力な鑑定のポイントと言える。 |
真正券○ |
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偽造券× |
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5.潜像(潜在画像)の再現不能 |
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真正券=上○ |
偽造券=下× |
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真正券の表面には「NAGOYA EXPRESS WAY」の文字が潜像印刷されている。しかしながら、この潜像はインクジェットプリンターでは再現は困難であり、右図「WAY」のような印刷となる。
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潜像は微細な集合平行線の干渉縞を利用して視覚的に文字に見えるようにした印刷であり、本偽造券ではスキャナの画素密度が粗いため再現はできない。 |
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6.混抄繊維の有無 |
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真正券○ |
偽造券× |
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※裏面の水玉赤外線(赤色ビーム)の照射で、偽造対策ミタメ(波長変化)印刷により、人の目には茶色に見える |
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