首都高速道東京線回数通行券 大型車
1.全体の外観  真正券
 (表面)
一般的な目視においては外観的には真正券と偽造券の差異は容易には発見できない。ただし、見た目の印象は上下の赤い帯について真正券のほうがやや濃いめの印刷となっている。偽造券の色はやや黄ばんだように見える。
 偽造券×
裏面についても一般的な目視においては外観的には真正券と偽造券の差異は容易には発見できない。ただし、見た目の印象は表面と同じくバーコードや潜像印刷が施されているダーク部分は真正券のほうが濃いめの印刷となっている。裏面には、特につぶれた文字等は見受けられない。  真正券
 (裏面)
 偽造券×
2.文字デザインの差異
真正券の「8」字のデザインは鏡餅のように横長の楕円を上下に重ねたようである。  真正券
(03年12月)
新たな偽造券でも重なった楕円の重合部分の幅が真正券の2倍の太さで描かれている。
 偽造券×
3.「通」字の角部分の丸み(その1)
真正券では「通」字にみられるような微細の直角表現は鮮明に描かれている。  真正券
偽造券では四角い部分は面取りのようなデザインとなっている。これは印刷に用いられているいわゆる刷版が浸食されエッジのシャープさが弱くなる現象が現れている。  偽造券×

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