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紙幣以外の様々な偽造券を「証書偽造」と呼ぶことにします。そして市中に流通する証書偽造は粗方 商品券、印紙・切手、
カードギフト券、ビール・清酒券、交通チケット、入場券、カードの7カテゴリーに分類されます。
証書に関する偽造券の典型例は商品券です。発行元が全国無数にあることと、単価、有効期限の有無は別として価値をもつことから偽造が発生します。加えて、換金できる場所があるからこそ、偽造券も活発に造られることになります。商品券に関する偽造は種類、量とも1995年あたりから年々増大し、かつ益々巧妙化してまいりました。実際の偽造券行使においては、新幹線ベルトラインなどの移動手段を駆使し、同時・多発・広域の3拍子展開がみられ、さらに一定の時間をおいては再度実行する波状攻撃的な行使など、まさに組織だった偽造団における用意周到な組織的行動が見受けられます。偽造券は「裏社会の産業」といわれる由縁がここにあるわけです。
商品券の鑑定については、ドル紙幣鑑定機のような定型的な機材が使えません。種類が多くサイズ、印刷版式、偽造対策等の仕様が異なるため、使える機材は視認補完機材としての紫外線や磁気センサー程度です。偽造券と鑑定機は絶えずシーソーゲームを繰り返しているので、耐えず本物を見て、感触を得ておく必要があります。
ここでは、過去に発見された様々な切手、印紙の偽造について、鑑定事例を紹介します。なお商品券に関する鑑定事例の公開については、発行会社の承諾を得る必要があり、可能な状態になりましたら、対応したいと考えています。
その他、弊所法文書鑑定室で鑑定を行った偽造事件は、多数ありますが、順次掲載していきたいと考えています。
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